Before 大学の就職課、
教授や先輩の紹介などが
中心の選択肢の少ない出会いの場

1950年台後半、当時の就職活動といえば、企業が学生を募る場所は大学の就職課などに限られ、学生も企業との接点は教授や先輩の紹介が中心。進路を選ぶ機会は非常に限られていた。しかし、高度経済成長の下、企業の人材ニーズは加速度的に高まっていた。神武景気で企業の採用意欲も高く、縁故採用から公募への切り替えが始まった時期でもある。高まる企業の人材ニーズ 、そしてより良い就職先を求める学生たちのニーズ。双方が出会いを求めていたのに、その二つを結びつけるための場がほとんど存在していなかったのである。

1950年代の日本の街並みの写真

Will 「就職情報」を提供することで
学生と企業をつなぎたい

リクルートの創業者・江副浩正は、東京大学在学中に大学新聞社のアルバイトとして賛助広告や協賛広告を集める担当をしていた。もっと学生にも企業にも喜んでもらえる広告はないだろうか、そう考えていた彼は、大学の掲示板に貼られていた就職説明会の広告を目にしてひらめいた。「これを学生新聞に載せたらきっと効果があるはずだ」と。限られた就職先からしか選択することができない現状を変えるきっかけになるかもしれない。企業の人事課も、学生との接点を望んでおり、すぐに就職情報の掲載へと進んだのだ。1962年、求人広告だけを集めた大学新卒者向けの情報誌「企業への招待」を創刊。就職先を自分の意思で選ぶというオープンでフェアな新しい就職活動の形をマーケットに生み出した。これが、現在まで受け継がれるリクルートの就職情報サービスの発端となった。

「企業への招待」創刊号の写真

After 環境に縛られない、
オープンな就職活動

1996年には、後に「リクナビ」となるインターネット上の就職情報サービス「RB on the NET」を開始。長年培ってきた採用ノウハウを活かし、学生と企業を結ぶ双方向メディアが誕生する。出会いや発見に至るまでの時間や労力を大幅に削減し、双方がより良い選択を行うことに注力できるようになった。その後、インターネットの普及により多くの情報が共有されるようになり、学生と企業のマッチングサービスはさらなる効果を発揮した。企業の新卒採用情報をネット上で広く公開することで、それまで限られた手段、選択肢の中でしか就職先を選べなかった学生たちが環境に左右されず自分の意思で就職先を選ぶことができるようになったのだ。

Future 学生と企業のより良い出会いの
実現を目指して

時代に合わせて進化を続ける中で、高校生向け・留学生向けの情報誌の創刊など多様化する学生と企業の出会いも創出。全国各地で開催される合同企業説明会や、手書き中心だったエントリーシートをWEB上で作成、管理することで学生の負荷を軽減する『OpenES』をはじめ、情報メディアの枠を越えた機会・仕組みづくりにも挑戦し続けている。就職したい学生と、採用したい企業の中間に立ち、双方をつなぐ役割を担っている『リクナビ』。情報と選択肢が豊富な時代となった今だからこそ、学生の希望や不安の声にこれまで以上に寄り添い、より主体的に就職活動を進められるよう、学生と企業のより良い出会いの実現を目指しサービスを進化させていく。

パソコンを見ながら会話している男女3人の写真

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