大規模サービスならではの
高い難易度。
多くの課題に
繰り返し取り組み、
継続的にチャレンジしていける場所。
プロダクト統括本部 プロダクト開発統括室 エンジニアリング室
ライフスタイル領域エンジニアリングユニット
ライフスタイル領域プロダクト開発部 旅行プロダクト開発グループ
砂川 辰徳

PROFILE

東京大学大学院修了後、大手Webサービス会社に入社し、ソーシャルゲームの開発運用を担当。日常消費に関わる領域でエンジニアリングをしたいという思いから2018年リクルートに入社。ライフスタイル領域の各種プロダクトにアプリケーションエンジニアとして携わる。2019年より「じゃらん」のサーバサイドのテックリードに。技術視点から「じゃらん」の中長期サービス戦略をリードする役割を担う。

Webアプリケーションエンジニア

Webアプリケーション開発における仕様設計等の要件定義から、プログラミング、検証まで一連の作業を担う。品質、コスト、納期を守り、サービスの安定稼働を支えること。技術を武器にプロダクトをさらに成長させていくことがミッション。

レガシーなシステムでは難しい大量のデータ処理。
基幹システムの開発に0→1で取り組む。

エンジニアとして手掛けた仕事を教えてください。

最近では、2020年3月にリリースされた「じゃらんステージプログラム」のシステム開発を担当しました。ユーザーの利用状況に応じてスコアがたまり、ステージに応じた特典を受けることのできる会員限定のサービスです。次世代の「じゃらん」を考える大きなプロジェクトが動いていて、そのトピックスの1つとして構想されていた企画です。私はじゃらんステージプログラムの基盤システムの開発を推進するメンバーとしてアサインされました。
「じゃらんステージプログラム」導入の大きなチャレンジポイントとして、基幹となるシステムをクラウド上にゼロイチで開発していくことがありました。「じゃらん」は20年以上続く巨大なサービスです。もとからあるレガシーなシステムに機能追加するには、デリバリーと運用の観点でネックになることがわかっていました。ステージプログラムを実現するためには、ユーザー毎にデータを持ち、膨大なトラフィックを捌く必要があります。小規模なサービスであればともかく、「じゃらん」は桁違いのユーザーを持つため、ハードウェアリソースや処理時間の制約によりデータ処理の難易度が非常に高く、安定稼働させていく大きな責任もあります。そうした高度な基幹システムを、クラウド上に開発していくことは、私としても初めての経験です。社内にいるJavaスペシャリストや、他サービスで基盤システムの開発を運用しているエンジニアのサポートを受けながら、ゼロから挑戦していきました。

エンジニアが意志を伝えていくことで、
やりたいことを実現できる環境にできる。

進めていくうえで難しかったことはなんですか?

基幹システムの導入には、もうひとつチャレンジがありました。それは、外部パートナーから移管して社内エンジニアによる開発実装を行うことです。内製のメリットとしては、開発ナレッジを社内に蓄積できること、関係各所を巻き込むときに社内調整がしやすいこと、テクニカルなことへのトライがしやすくなることなどが挙げられます。次世代の「じゃらん」の開発を意識したときに、今取り組むべきことだと思いました。
とはいえ、反対意見もありました。大規模サービスだからこそ、絶対に失敗できないというプレッシャーももちろんある。でも、みんなが同じ方向を向いてやることで、強いプロジェクトチームになると確信していた。なぜやるべきだと思うのか、エンジニアとしての意志を伝え、そのためにどこをチャレンジしてどこを守るか、合理的に突き詰めて話をしていきました。たとえば攻めていく部分としては、オンデマンドなリソースを確保し、運用コストを低減するためにクラウド化とコンテナ利用をする。一方で守る部分としては、言語選定では将来的な応用も見据えて新規性よりも安全性を大事にし、リクルートの知見がある Javaを採用するといった目的のための最適な判断をしていきました。
リクルートには営業やマーケティングがビジネスのドライバーになっている構造があります。ただ、ビジネスにおいて技術がレバレッジポイントになるということが世の中でも浸透しているし、それはリクルートでも同じです。エンジニアとして、ビジネスサイドがやりたいことをなるべく実現させていくことを考え、高品質で安定したシステムを実現すること、妥当なコストやデリバリーで実現することは責務です。その一方で、エンジニア視点でやりたいと思ったことがあれば、ビジネスサイドにロジカルに説明することで実現できる環境があることにやりがいを感じています。

大規模サービスであっても「もっとよく」を
追求するから、解決すべき課題が次々出てくる。

リクルートで働く面白さはなんですか?

「じゃらん」のような20年以上も長く続いているサービスは、世の中的にもあまりありません。サービスには寿命があり、常に変化していくマーケットの期待に応え続けていなければ衰退します。だから大規模サービスであっても、「もっとよく」を追求していくことが必要だし、リクルートでも常にチャレンジングな案件がプロジェクトとして走っています。大きなリターンを得るために、ドラスティックな変化を起こすなど、リスクを取っていく姿勢が徹底されています。
今は「じゃらん」のエンジニアチームのリーダーとして、中長期の「じゃらん」の姿を考える仕事に面白さを感じています。市場の中でトップをとって、さらに伸ばしていくためにはどうすればいいか。そこで出てくる課題には定型がなく、常に新しい問題に直面し続けていくこともリクルートのエンジニアリングの醍醐味です。こうした仕事環境は少ないと思うので、他社ではできない経験を通じて、市場価値を高めていくことができると思っています。
しかも、自分は入社から2年足らずで責任あるリーダーの仕事を任されました。「じゃらん」の全てを知っているわけではない状態で、深くプロダクトやマーケットを理解することが必要なポジションに就いた。チャレンジとして任されたと思っています。背伸びした職務に挑戦して、成長してほしいという組織長からのメッセージだと思うし、自分も、気がつけばチームメンバーの成長をいつも考えている。組織として人を育てていくという意識が強い会社だと思います。

ビジネスサイドとの密なコミュニケーションで
直接的にビジネスに貢献できる面白みがある。

仕事をするうえで大事にしていることはなんですか?

エンジニアの枠を超えたコミュニケーションをとっていくことです。営業、企画、外部パートナー、他の職種に敬意を持つこと、対立関係を生まないこともプロジェクトを成功させるために重要です。立場は変わってもプロダクトの成長を大事に考えているのは同じ。バックグラウンドが違うことで認識の齟齬が生まれないように、丁寧なコミュニケーションを心掛けています。少しでもかみ合わないところがあれば徹底的に話し合う。そして、達成したい目的を常にぶらさずに持ち続け、現実に落とし込んでいく。そこがエンジニアとしての腕の見せ所です。現場に裁量があるからこそ、説明責任を果たしていくことが求められる。そこでチャレンジする価値があると納得してもらえれば、チャレンジさせてくれる会社です。ビジネスサイドとは毎週何度もコミュニケーションをとり、お互いの領域を学びあっています。両サイドが一体化を目指す組織だから、エンジニアも直接的にビジネスに貢献していくことができます。そこは、エンジニアとして大きな面白みを感じる部分です。
待っているだけでは、与えられた仕事に対応していくだけになります。リクルートは、ビジネスサイドと常に密なコミュニケーションをとっているからこそ、より深い提案ができるし、エンジニアの殻に閉じこもらず、意見を発信していくことが推奨されている。コミュニケーションは、リクルートに入って働き方が大きく変わった部分だと思います。

領域も課題も多岐にわたるから面白い。
エンジニアとして多様な成長の可能性がある。

これから挑戦したいことを教えてください。

Webまわりの技術は日々アップデートされて知らないことがまだまだある。それを一つひとつ自分のものにしていくことも、エンジニアとしてのモチベーションになっています。私はどれほどすごい技術であっても、それが世の中の役に立たなければ満足できないタイプです。技術を実社会に活かすためには、理論と実践を繰り返し、エンジニアとしての経験を蓄積していくことが大事になります。技術を習得したと言えるようになるためには、あらゆるケーススタディに取り組み解決していくこと。トライ&エラーを繰り返していくことが重要です。
リクルートは、対峙する領域やサービスが多様で、サービス毎にいろんなフェーズがあるところが面白い。サービスの立ち上げ期、成長期、成熟期では、それぞれ抱える問題は異なります。「じゃらん」の仕事では、レガシーな環境の中で攻めなければならないポイントと、守らなければならないポイントを突き詰めて考えて、実際に変えていく経験をすること、その結果を自分の目で見ることが、将来的な強みになると思っています。いま自分がやりたいことや身につけたいことをベースに、いろんな仕事の入り方ができる。エンジニアとして成長できる多様な可能性がある場所です。
サービスの規模が大きく課題が複雑だからこそ、難易度が高く、つらいこともたくさんあります。でも、一人でやると心が折れそうなときでも、グループのみんなと思いを共有してチームで動いているから、面白がれている。それぞれの案件で挑戦している仲間が周りにいて、切磋琢磨していける環境がある。そこもリクルートの好きなところです。

※記載内容は取材当時のものです。

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