自らプロダクト戦略を立案し、
新たな価値を創造。
サービスを通じて、
社会全体の構造を変えていく。

プロダクトマネジメント

新卒プロダクトマネジメントユニット
新卒プロダクトマネジメント1グループ

中野 祐太Yuta Nakano

幅広い領域で“人生の転機”を支援できる。
高い成長意識と常に挑戦を続ける文化も魅力。

どのような魅力と可能性を感じて、リクルートを選んだのでしょうか?

大手メーカーでエンジニアとして5年ほどキャリアを積む中「自分のやりたい領域で力を発揮したい」と考えるようになりました。もともと人の人生を応援する仕事に興味があり、「学生時代に人生の大きな転機だと実感した新卒の就職活動に携わりたい」「学生が希望を持って社会に出ていけるよう支援したい」と思ったのです。リクルートが展開するHR領域の事業は、まさにやりたいことに合致していた。それに、結婚・住宅・学びなど、ライフステージの節目に関わる領域でも事業を展開しているため、「多くの人々の人生にインパクトを与えていける」という可能性も感じました。
また、エンジニア時代には開発の上流工程に携わり「How」の部分でモノ作りのスキルを磨いたので、さらに上流の「Why(なぜそれを作るのか)」「What(何を作るのか)」というプロダクトの根元を学びたいと考えていました。そこに携われること、そして、成長できる環境があるという点も選択の基準でした。
まず、リクルートは若手の裁量権が大きく、ボトムアップ文化の中、スキルを磨いていける環境がある。しかし、それだけではなく成長意識の高い企業文化があり、「社会課題を解決するために昨日を超えていこう」という当事者意識を持って挑戦を続けていく社風があります。実際、面接で出会った社員の誰もが「社会をより良いものに変えていきたい」という思いを情熱的に語ってくれたのです。彼らと一緒に働けば、自分も目線を高く持って成長できると感じました。

入社3年目で『リクナビ2023』プロダクト戦略を担当。
やりたいことに挑戦できる環境を実感。

仕事内容とミッションについて教えてください。

新卒人材領域の『リクナビ』の商品・サービス設計とプロダクト戦略を立案しています。『リクナビ』のサイトは変化する時代のニーズに応えていくため、毎年新たにグランドオープンします。前年の結果を分析した上で、当年のサイトで展開するサービスや機能を変革させていくことが我々のミッションです。
入社1年目には『リクナビ』の「チャット相談」機能開発のプロジェクト・リーダーを務めました。学生を集めるための価値設計からシステムの管理、アドバイザーの配置・雇用、学生へのモニタリングまで手がけました。学生の悩みに寄り添えるものを目指した結果、サイトの利用率は前年比130%増を達成。学生からも「おかげで前向きになれた」「悩みが解決した」などたくさんの声をもらい、何万人もの学生が希望を持って社会に出ていけるよう支援できたこと に喜びを感じました。
リクルートのビジネスでは、“事業として成立するか”というビジネス観点と共に “それは誰の役に立つのか”といった社会的な観点も重視され、双方があった上で初めて投資の判断をしてもらえます。カスタマー指標の価値を定義し“目標数字の達成”と“学生からの反響”という双方に貢献できたことは自分にとって一つの自信となり、以降、プロダクト戦略を描くプロダクトマネジメントを経験したいと考えるようになりました。
そして、入社3年目となる今年『リクナビ2023』全体のプロダクト戦略を手がけることになったのです。以前から上長に挑戦したい思いを伝えていましたが、毎年の利用者数は70~80万人、 投資の規模も非常に大きいこのプロダクトを任せてもらえることに、正直驚きましたね。

ミッションを実現する方法は自分次第。
大きな裁量のもと、新たな価値を生み出せる。

『リクナビ2023』のプロダクト戦略立案はどのように進めたのでしょうか。

私に課せられたミッションは、来期の事業計画達成に向けてプロダクト戦略を決定することでした。リクルートはボトムアップ文化であり仕事の裁量権が非常に大きいため、ミッション実現のために何をやるかは自分次第。責任は大きいけれど、新たな価値を生み出す面白さがあります。まずは前年の戦略と結果を分析し、課題の抽出からスタート。そこからプロデューサーやプロダクトデザイナーと話し合いながら、「どのようなサービスや機能を作るか」「どこにどのくらいの予算を配分するか」を考えました。これをもとにビジネスストーリーを設計し、そこから開発項目に優先順位を付けて選定し、予算も含めて関係各所とすり合わせのうえステークホルダーとの合意形成へ向かいます。このプロセスを2回繰り返すことが必要で、最初はOKだった開発項目がひっくり返ることもありました。
その際、私が絶対に譲らなかったものの一つが、就活準備を進化させる「一方通行ではないコミュニケーション」の実現でした。
新卒採用市場では、学業を阻害しないために企業による採用の早期化を助長させないことが大前提で、学生の個人情報を授受できるタイミングや選考期間などに、政府による方針が定められています。しかしその一方で、学生側の「より早く情報を開示してほしい」というニーズがある。新卒領域の事業においては、国の方針を守りながら、いかに学生のニーズに応えていくかが重要なのです。
私たちは、希望と納得感を持って社会に出る学生を一人でも増やしたいと考えています。そのためには、企業の情報を基に学生がしっかりと吟味する期間が必要です。
前年の『リクナビ』では、採用情報の公開期間を前倒しにすることを実現していました。しかし、これも学生が情報を取りにいくことが必要で、一方通行であることは変わらない。だから今年は企業から学生に、採用情報など誰でも閲覧可能な企業の魅力等を記入した内容であればダイレクトメッセージを送ることができるようにして、学生がその情報を基に事前に興味がある業界や企業を絞り、より理解を深めることができるようにしたかった。企業が発信する情報を早期に受け取ることができれば、学生が検討できる期間も増え、納得感ある就活につながると考えたのです。

徹底的に粘り、組織を動かす経験で
実現したいビジョンがより明確に。

プロダクト戦略の立案を通じて、どのようなやりがいを感じましたか。

実は、ダイレクトメッセージの新機能には「企業が送る内容によって、採用の早期化を助長する恐れがある」という懸念の声が上がり、開発項目から外されそうな状況があったのです。しかし、私は「学生はこの機能を求めている」と確信していたので、どうにか実現したかった。自分なりに実現する方法を模索し、たどり着いたのは「メッセージの内容を確認できるスキームを作る」でした。法務をはじめ、様々な領域に知見を持つメンバーに協力を仰いで企業と合意形成する手法を考え、クライアント先の企業から理解を得られるよう、営業向けの説明資料やQ&Aも作成。営業部門にもプロダクトの目的を理解してもらった上で意見を仰ぎ、徹底的に各所のリスクを潰すことで、ステークホルダーと合意形成することができました。
リクルートには各部門のエキスパートが集まっており、様々なチャネルを持っています。各部門には各領域の情報や過去からの積み重ねなど知見がたまっているため、「このサービスは誰にどんな価値提供をするものなのか」ということを様々な視点から磨いていくことが出来ます。必然、ハードルも高くなりますが、それを乗り越えたことで新たな知見が身に付き、自信を持って世に送り出せるものができたと思います。
サイトのオープンはまだ先ですが、人生でたった一度のファーストキャリアの選択に寄与できる喜びを味わいました。リクルートでは、やる気とビジョンと熱量さえあれば幅広い挑戦ができます。自分にとってここまで粘った経験は初めてでしたが、組織を動かす手応えを実感したおかげで、この先実現したいビジョンがより明確になったと思います。

大規模サービスの影響力を活かし、
社会全体の構造を変えていく。

リクルートで働く魅力と、今後の目標について教えてください。

やりたいことに手を挙げれば挑戦の機会を得られますし、伸ばしたいスキルと事業内容をリンクさせた目標を設定できるので、高いモチベーションを持って成長していけます。また、リクルートには「起案の文化」があり、年齢や立場に関係なく誰かからアイデアが出てきたら「どうすれば実現できるか」を一緒に考え、育てていこうという組織風土があります。多様な価値観やスキルを持つ仲間と仕事する中、面白いアイデアが生まれ、実現していくことができるのです。皆世の中をより良いものに変えていこうという高い志があり、情熱があるので、一緒に働くことで新しい視座や視点、知見を得ることができ、思考力も自然と身に付いていきますね。
今後の目標は『リクナビ』を「学生に一番選ばれるサービス」としていくことです。これから私たちは採用市場の変化やITサービスへのニーズを見据え、数年先へと連動していく中長期的なプロダクト戦略を実行していきます。多くの学生と企業が利用する大規模サービスだからこそ、世の中への影響力も大きい。「当たり前」を見直し、新しい価値を提供することで、社会全体の構造すら変えていくことが出来ると本気で感じています。そのためには、まず我々が“真に価値のあるプロダクト”を作ることが不可欠なのです。スキルを磨き、プロダクトマネジメントとしてのプレゼンスを高めつつ、世の中が驚くようなプロダクトを作り、より多くの学生たちに届けていきたいです。

※記載内容は取材当時のものです。